インテリア豆知識1 (視覚効果・カラーコーディネイト編)

お店で気に入って買ったインテリアアイテム。
部屋に置いたときに「あれ?」と思うことはありませんか?
これは色の落とし穴。
ここではそんなインテリアの落とし穴にはまらないような色選びをお教えします!


お問合せはこちらから|色|内装|インテリア

視覚効果

色は単色で見た時と複数の色を組合せた時で、見え方が変わることがあります。
これは色同士が互いに影響しあうことが原因です。
インテリアは色を単色で使うことはありません。
カーテン・ソファ・クッション・床・壁など様々な色が組合さり、完成していきます。
ここでは失敗しない色選びのポイントを順にご紹介しましょう。

Point1 明るさ
同じ色でも配色によって、明るさ感が変わってきます。
下図の中央のグレーを見比べてみてみましょう。
どちらのグレーが明るく見えますか?

色の明るさ|色|内装|インテリア
同じグレーでも周囲の色が違えば明るさがこんなに違います。

☆ポイント☆ 【明度対比】
明るさの違う色同士の配色は、明るい色はより明るく見え、暗い色はより暗く見える。


Point2 色が変わる
同じ色でも配色によって、色味が変わって見えることがあります。
下図中央の紫を見比べてみましょう。同じ色に見えますか?

色が変わる|インテリア|内装

色には、色相が違う色を同時にみると、それぞれの色味の差が大きく感じられて、色相環の反対の方向に色が移ったように見える性質があります。
☆ポイント☆ 【色相対比】
異なる色相の配色は、それぞれの色味の差が大きく感じられる。


Point3 派手になる
同じ色でも配色によっては鮮やかさの度合いが変わってくることもあります。
下図中央のピンクを見比べてみましょう。

派手になる|色|内装|インテリア

彩度が違う色同士を組み合わせると、彩度の高い色はより鮮やかに、彩度の低い色はよりくすんで見えてきます。ですから、低彩度の薄いピンクを背景にした中彩度のピンクは従来の色よりも鮮やかに見え、高彩度の赤を背景にした中彩度ピンクは彩度が低く見えるのです。
☆ポイント☆ 【彩度対比】
異なる彩度の配色は、彩度の高い色はより鮮やかに、彩度の低い色はより鈍い色に見える。


Point4 大きさで色が変わる
同じ色でも使う面積によって見え方が変わってきます。
下図の赤を見比べるとどちらが明るく見えますか?

大きさで色が変わる|色|インテリア|内装

大きな面積で使われている赤の方が明るく見えてきますね。色は、大きな面積で使うと明るく鮮やかに見え、小さな面積で使うと、暗くくすんで見えるという性質があります。
☆ポイント☆ 【面積対比】
面積が大きくなると色はより明るく鮮やかに、面積が小さくなると色は暗くくすんで見える。


TOP

カラーコーディネイト

部屋がまとまらない、どうしていいのかわからない。
そんな人はまずお部屋のインテリアスタイルを決めましょう。
軽快か重厚か、冷たいか暖かいかを自分でイメージし気に入ったスタイルとベースにして
自分だけのインテリアスタイルを作りましょう。
スタイル|色|インテリア

ナチュラル
自然の色と素材を使った心も体も癒されるゆったりとしたスタイル 
直線的でシンプルなデザイン

色:ホワイト ブラウン グリーン 自然色
素材:コットン 麻 木
ポイント:単純な形ですっきりとまとめるのが基本です。
      個性が欠け、物足りない感じがしてしまうので、さりげなくアクセントを加えると
      変化が生まれます。
モダン
シンプルだけど、どこか遊び心がただようスタイル
色:ブラック ダークブラウン 鮮やかな色
素材:クロム ガラス
アクセント:石 木 ナチュラル素材
ポイント:デザイン性に優れ、シンプルな中に大胆な形をした家具を使います。
      生活感が出てしまうと台無しになってしまいます。
カントリー
自然素材のやさしさと素朴感を生かしたスタイル
色:自然色 チェック柄
素材:木 ペンキ ドライフラワー
ポイント:物を大切にし、厳しい生活に負けない力強さがあり、のどかで自然に囲まれた
      田舎の家のような飾らない素朴さやぬくもりを感じる雰囲気で、
      不揃いな床や、コテ跡をを残した塗り壁などがカントリーの特徴です。
クラシック
ヨーロッパの伝統様式を取り入れた優雅で格調高いスタイル
色:ダークオーク ホワイト 
素材:真鍮 大理石
ポイント:優美な彫刻や象眼細工などを家具や装飾が特徴。
      丸い玉を掴んだ猫脚の家具や貝殻のモチーフが多く取り入れられています。
      電化製品、鮮やかな色などを合わせることは難しいです。
アジアン
自然素材で手作りされた家具や雑貨のぬくもり感と癒しのインテリアスタイル
色:ブラウン モスグリーン 
素材:木目が生かされた家具 自然素材を手織りした布
ポイント:素朴であたたかみのある民芸家具や織物を取り入れ
      ホテルにいるようなくつろぎ感を表現してみましょう。
      ただ個性が強く多用しすぎると暑苦しいイメージになります。
落ち着いた中に凛とした雰囲気を持つスタイル
色:萌黄色 菖蒲色 紫紺
素材:焼き物 畳 座布団
ポイント:上質なものだけを間隔をあけて飾り、空間の美しさを表現します。
           ちょっとした草花などを控えめに添えるように飾ると空間が美しく表現されます。
TOP